小関ブログ

突然の辞職表明?!!

今日は曇。これから晴れ間が出てくる予報なのですが、どうでしょう。
今朝未明。いきなり寒くなって起きてしまい、くしゃみの連発でびっくりです。すぐさま風邪薬を飲んだのですが、身体がついて行けず、今朝は倦怠感の塊です。この急激な温度変化が堪えています。
昨日の安倍首相辞任表明会見には驚きました。
今朝届いた安倍内閣メールマガジンでは、安倍首相の辞任の弁の下に増田総務大臣の就任の挨拶があります。なんだか虚しい限りですねぇ。

 私は官邸を去りますが、改革、そしてテロとの闘いは続きます。これから
も、みなさんのご支援をお願いします。(晋)
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[大臣室から]
● 現場の視点を忘れずに(総務大臣 増田寛也)
 こんにちは。総務大臣の増田寛也です。
 私は、これまで12年間、地方政府の知事として、県民の皆さんとともに
現場で汗を流してきました。この度、地方行政、情報通信行政、行政管理な
ど、国民生活を支える広範な行政機能を担う総務大臣として国政に参加する
ことになりました。また、特命大臣として、地方分権改革、地方・都市格差
是正、道州制、郵政民営化も担当します。皆さんの声に真摯に耳を傾けなが
ら、精一杯努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

結局、内閣改造によって就任した大臣、副大臣、政務官達も全員が内閣総辞職によってたった2週間足らずで職を失うこととなり、何もしないうち(出来ないうち)に給料だけをもらっていくのですねぇ。
参議院選挙で大敗を喫して退陣を迫られたにもかかわらず、居座った上に内閣改造をして、所信表明演説をし、その演説に対する代表質問の直前という全く理解しがたいタイミングで辞職を表明した安倍氏の責任は極めて大きいと言わざるを得ません。
辞職の理由も殆ど理解できないもので、突然の辞職表明にもかかわらず国民に対する謝罪の言葉は全くなく、あまりにも国民をバカにした辞職の仕方に腹が立ちます。官房長官は、総理の体調が辞職の本当の理由であるように説明をしていましたが、もし、そうであるならば国会での所信表明演説の前に辞めるべきであったし、オーストラリアで「職を賭す」などと言う発言をするべきではなかったと思うのです。
いずれにせよ、日本という国の最高責任者の辞め方にしてはあまりに無責任であり、同情と哀れみはあっても、決して褒められることではありません。後継者に誰がなるにせよ現在の与党である限りきちんとした政権運営は出来ないように思われ、この際、選挙管理内閣に徹して早期の解散・総選挙で国民に信を問うべきであると思うのです。


前回の郵政選挙で当選した、いわゆる“小泉チルドレン”と言われる新人議員達が小泉前首相の再登場を促す動きをしているようですが、まったくもってふざけるな!と思うのは私だけでしょうか。
今回の参議院選挙で示された民意は、小泉改革に対する拒否の意思なのだと思っています。“改革”の名の下に推し進められた様々な制度改変は、それが改正といえるのかそれと改悪なのかの検証も議論もないまま推し進められ、現在の大きな格差や矛盾としてこの社会に大きな痛手を負わせ、「中景としての社会」を崩壊させ、様々な社会不安を起こしているという分析がありますが、その通りだと思うのです。
“小泉チルドレン”の役割は、小泉退陣と共に終わっているのです。少なくとも、郵政民営化を唯一の争点にした選挙で、小泉人気にあやかって当選した本来国会議員としての資質を持っていたのかが疑わしい議員なのですから、この際、次の総選挙で退場してもらいたいものです。

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