小関ブログ

JCMという考え方

今日の小田原は雨。小降りですが、今日は午後から「経審実務担当者意見交換会」で東京行きなので、うっとうしい限りです。
昨日はさすがにばててしまい、午後から休養をとりました。でも、まだ疲れがとれたという感じはしません。
ということで、昨日から土曜日に八重洲ブックセンターで買った「公共事業を内側から変えてみた」という桑原浩二(希望社社長)の本を読み始めました。内容は、希望社が開発・実践しているJCM(ジャパン・コンストラクト・マネジメント:日本型CM)を佐賀市の小学校校舎改築工事という公共工事に初めて導入した際のドキュメントのようですが、従来型の公共工事の問題点や新たな建設業のあり方を考える上での示唆が沢山盛り込まれているように感じながら読んでいます。
注目するべき点は、CM方式を公共事業の入札契約制度の中に取り込み、「良いものをより安く」という理念を達成するためには、公共工事プロジェクトを統括・運営するCMr(コンストラクションマネージャー)の役割が非常に大きいということで、このCMrという資格者は、工事の技術的なものは当然、発注者と元請の契約関係や元・下の契約関係についても充分な知識を持ち、それらを改革していく意思と力が必要であることが伺えます。
将来、行政書士が契約の専門家として入札契約制度の中での地位を築き、このCMrとのコラボレーションが実現できたらいいなぁ。などと勝手な想像を巡らせながら読み進めていきたいと思います。

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