今日は、午前11時からの行政書士会とNPO成年後見サポートセンターとの協議会の出席のため、自宅から横浜へ直行し、協議会終了後、いくつか事務所から持って行った仕事をしてきたので、今少し前に事務所に来てこれを書いています。
NPO神奈川成年後見サポートセンターは、7年前に全国に先駆けて神奈川県行政書士会が主導して作られたNPOで、会員数は、18年11月1日現在で276名という組織ですが、県内各地で市民講座を担当しながら市町村からの法定後見人等への就任の依頼受託、会員個々の行政書士が任意後見人となる任意後見契約や市民からの相談、成年後見に関するサポートを行っており、その活動が評価されて横浜家庭裁判所が主催する「成年後見制度運営協議会」のメンバーにもなっています。
行政書士会としても、継続的に補助をしてきており、今日はそのための活動報告を受け、意見交換をしました。行政書士会の中には、NPO成年後見サポートセンターを単なる任意団体と受け止めて「補助することはおかしい」という意見もありますが、行政書士会が主導して創立した経緯や、ともに協力して社会貢献の一翼を担っていくという立場から補助を継続してきたもので、今後も協力関係を維持し、ますます重要になる成年後見制度を社会に定着させる努力をしていかなければならないと考えています。
この分野も「予防法務」の一つであり、意思能力の低くなったお年寄りが紛争に巻き込まれることを未然に防止することや、当事者が安心して互いを理解し合いながら適正な任意後見契約を締結するための支援をすることが重要です。
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