Ozeki - Letter

第113号

Ozeki-Letter

【会と制度を考える】          ⑨
~行政書士会の組織論~

◎執行組織の改革(再編成)
〔平成13年度組織改革検討特別委員会「報告書」から〕
この執行組織の再編成については、特別委員会でもかなりの時間を費やして議論がなされ、意見を集約して報告書をまとめるのに苦労をした記憶があります。それだけに、是非実現を図ってもらいたいと思っています。
「報告書」は、当時12部あった部を統廃合によって7部に減らし、効率のよい「小さな執行組織」を作り、その執行組織の下に専門部会を作り、専門職能集団としての組織作りを目指す立場から書かれています。

-管理部門の統廃合について-
「報告書」では、統廃合の概要として
1.総務部と法規部を統合し、総務部とする。
2.経理部は現行通りとする。
3.広報部と企画開発部を統合し、企画広報部とする。
4.監察部と相談部を統合し、県民サービス部とする。
5.研修部は現行通りとする。
と、言う案を提示しています。
現在では、相談部と研修部は「業務部門」とされていますので、若干の修正は必要であろうと思われますが、基本的な改革の方向性は間違ってはいないと考えています。
特に、県民から行政に対する直接の懲戒請求ができるようになった現在、県民の相談を受け、また、県民からの苦情処理を行う「県民サービス部」の設置は重要であると思っています。
(つづく)
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