小関ブログ

学ぶ心

今日の小田原は晴れ、しかも、暑くなりそうです。予報では夏日になるとのことでした。
今日は、午後から桃知利夫氏の「実験的勉強会」(?)に参加のため東京のサイボウズ本社研修室へお出かけです。あまり人数は多くなさそうなので、濃い話になりそうな予感がしています。まぁ、明日から連休なので、頑張ってきましょう。
「学ぼうとする心は、学ぶべき人物や事柄を次々に見つけ出す。」
これは、私の机の横に貼ってある今年のカレンダーに書いてある今月の標語なのですが、この「学ぼうとする心」を維持し続けていることの困難さを感じている今日この頃なのです。人間の怠惰な心は常に頭をもたげ、そちらに引き込もうとするので、これとの葛藤は大変です。
「学ぶ」と言うことは、与えられるものではなく、「この事柄を是非知りたい、確実に理解し、学び取りたい、しっかり体得したい。」という極めてポジティブな心と世の中に役立つために自分を高め、実力を身につけようとする向上心が必要になります。
この“学ぶ心”をもっていれば、単なる雑談がアイディアの宝庫になったり、日常の些細な事柄から何かのヒントを得たりすることが出来ますし、また、本に著されている著者の心の文脈がその行間から読み取れたりもするのだと思われます。
私達職業的専門家といわれる士業では、日々変わっていく情報や知識を咀嚼して常に最新の情報知識を仕事に生かしていかなければならないのですが、得てして業務慣れしてしてしまい、この“学ぶ心”をおざなりにしてしまいがちになります。また、さらには、専門的な業務知識だけではなく、人格を磨くための教養や社会を俯瞰できる大局的な視点も育てていかなければならないので、怠惰な心に打ち勝ち、“学ぶ心”を持ちつけたいと思う今日この頃なのです。

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