小関ブログ

弁護士大幅増員に反対

今日は、この時間夜明けと共に日差しはあるものの曇の月曜日です。朝から暑いです。今日も夏日は越える予感のする朝です。熱中症にならないよう水分補給に気を配りたいと思います。

先週終わった洞爺湖サミットにかかった費用が600億円だそうです。たった3日間で、しかも具体的には何も決めることが出来なかったのにです。世界中のメディアが批判的な論調で費用のかかりすぎだと皮肉るのも解るような気がします。

しかし、“半歩前進”と議長自らの評価しかできないことで、今回のサミットが、おおかたの期待を裏切り、だだっ子のようなアメリカを説得するどころか、“温暖化ガスの排出を’50年までに半減する目標を世界が理解する”等という曖昧な表現で長期目標(というか、問題の先送り?)を掲げただけで終わってしまい、何の哲学的な思考も発信されませんでした。いったい何のための首脳会議だったのでしょう。

話は変わって、司法制度改革の大きな柱である“弁護士人口の大幅な増員”政策に対してこれまで賛成してきた日弁連が、一転して反対の立場となり、そのための会長声明を発すべく協議を行っているという報道がありました。弁護士の急激な増加で仕事が確保できず、新人弁護士の就職難が発生しているというのがその理由らしいのですが、それらは予測可能なはずだったので、今さらという観がしないわけではありませんが、歓迎したいと思います。

この弁護士増員政策は、弁護士だけの問題ではなく、社会全体の問題でもあるわけで、特に我々行政書士を含めた隣接法律専門職に重大な影響を及ぼすものなのですが、これまで、日行連も他の資格者団体もきちんとした態度を表明してきませんでした。日弁連が賛成し、法務省と共に強力に推進しようという機運にあったので、反対表明はしにくかったのかもしれません。

しかし、今回日弁連が反対の立場を表明することで、その機運が薄れ、ブレーキがかかることは明らかなので、この機会を逃さず、日行連としても反対を表明するべきだと思うのです。

今日は、午後、横須賀市へ産廃収集運搬業許可申請を提出に行きます。久しぶりの横須賀なので、地元の友人と食事(?)をして帰ってこようと思っています。

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