2004.08.31
昨夜は、台風の暴風域に入ったわけではないのにものすごい暴風雨になりました。今朝は、雨は止みましたが強い風が吹いています。台風一過は午後からのようです。
もう8月も今日でおしまいです。早いですねぇ。どんどんと日が過ぎていくのに自分の中ではポジティブな生き方が出来ていないようで、少々焦ってしまいますです。
今朝事務所にきたら、建通新聞大阪支社の黒岡さん(以前神奈川支社にいた)から全国建行協大阪総会の記事のFAXが入っていました。感謝です。
この記事にもありますが、この4月から経審の経営状況分析機関が指定機関から登録機関となり、現状で7つの分析機関が登録を受け、まだ続々と登録申請が出てきそうなのですが、このような乱立状態で経営状況分析の制度的信頼を保持できるのかがかなり不安ではあります。
そこで、全国建行協では、これらの登録機関のモニタリングを行い、適正な処理が行われているかどうかの比較検討をするための研究会を立ち上げることになり、現在参加者を募集中です。
しかし、聞くところによれば、ほとんどの登録分析機関がにわか仕立ての会社であり、中には会計の専門家のいないソフトハウスなどが経営母体となっているところもあるようで、これできちんとした審査が出来るのかが疑わしくなります。また、競争市場なので分析手数料のばらつきがでるのは当たり前ですが、「即日終了通知を出せる。」とか、「申請をまとめてくれればバックマージンを出す。」などと聞くとさらに胡散臭いものを感じてしまいます。
今回の登録機関は、政府の特殊法人改革によって生まれたものですが、ただ“民間に出来ることは民間に”ということだけではすまないような気がしています。公共工事の透明性、公正性を担保するために運営されている経審制度全体の制度的信頼を低下させることのないようにしてほしいものです。
2004.08.30
今日は、台風16号の影響で朝から雨が降ったり止んだりです。大阪での3日間は全く降られなかったのに、昨日小田原に帰ったとたんに雨に降られています。
全国建行協16年度大阪総会は、無事に終了し、今後の活動の展開にの基礎になる議論が交わされたものと思います。建設産業の再生、というか、新たな活力を取り戻すために行政書士がどれだけ有効な支援を行うことが出来るのか、が問われる時代に入っていると思うのです。
全国建行協のこれまで培ってきた理念、理想をさらに強固にし、蓄積されたノウハウ、人脈を活かしてさらに充実した活動がなされることを期待したいと思います。
この大阪総会では、三佐藤初代代表、岩戸前代表、八尾前副代表、そしてかつて副代表であった私の4人の特別代表が、議長団ということで一日目の“主役”のようになってしまい、ちょっと違うのではないか、という思いは今でも残っているのですが、総会自体は、その議長団の大人(?)の采配で、内容的にもスケジュールの面でも極めてうまくいったのではないかなどと勝手に思っています。
それにしても、今回の総会では、建行協のパワーについていけず、本当に“もう若くない”ことをいやというほど実感させられました。以前は、夜通し酒を飲みながら議論をしても二日目の行事にきちんとでて、終了後の世話人会でもきちんと議論できたのですが、さすがに、今回は夜12時を廻って1時30までつきあったために、昨日午前中の分科会を終わったところでエネルギーが切れてしまい、全体会を前に退散してきてしまいました。申し訳ございませんm(_ _)m。。。
2004.08.27
今日は、大阪行きの新幹線の中でこれを書いています。ただし、Blogが使えないので秀丸エディターでテキストを書いて大阪でアップです。
今日は、これから全国建設関係行政書士協議会(建行協)の総会(28,29日)に参加するため9:10小田原発のひかりで大阪行きです。 一日早く行くのは、昨年の横浜総会までは世話人だったので、いつも会場のホテルに缶詰になってしまい、折角行ってもどこも見ないで帰ってこなければならなかったので、世話人(建行協では役員のことをこう呼びます。)を退任した今回は前日に行って大阪観光をしてこようという魂胆なのです(笑)。
明日の総会は、私を含めた特別代表4人で議長団ということらしいのですが、私自身は、どのような流れで総会が進行していくのかいまいち解っていないので、どんな総会になるのかちょっと不安ではあります。
議案審議を超特急でやってしまい、その後議長団をパネラーとしたディスカッションを行い、それを受けて分散会での議論をするそうなのですが、果たしてうまく事が運ぶかどうかはやってみなければわかりません。
まぁ、世話人会や実行委員会で何度も喧喧諤々の議論をやって決めたのだそうなので、それなりの考えがあってのことなのでしょうから、やるだけやってみたいと思います。
今日は、家族と一緒にUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行って楽しんでこようと思っています。が、大阪は夕方からの降水確率が50%なので、夜の部がちょっと不安ですねぇ。
といいながら、午後7時40分、今ホテルの部屋からアップです。雨は降っていません。
2004.08.26
今日も曇り。昨夜は、秋の虫の音がうるさいほどで、いきなり秋が来てしまったような。。。
懸案であった「建設業と行政書士の関係の歴史的考察」のPPTは、昨日何とかつくることが出来ました。コメンテーターさんやFAXで資料を送っていただいた愛知の西堀さん他のご協力を頂いた皆さん。ありがとうございました。
こういう反応を頂くと、改めてこの「尽語」の読者は全国に沢山おられることを実感でき、心強く思います。
とはいえ、あくまで資料なので、当日の発表での話の内容をきちんと詰めておかなければなりません。まだまだ、勉強しなければなりませんですねぇ。
今日は、また明日発行のOzekiーLetterを書かなければならず、全国建行協の大阪総会のため明日から大阪へ行くので、今日中にやってしまわなければならない仕事もあるので、忙しいのです。
なので、今日はここまでです。
2004.08.25
今日も曇りで涼しめの朝です。
昨夜は、当事務所のブレーンである弁護士、司法書士、税理士、建築士の皆さんと暑気払いをやってきました。いつもは忘年会だけだったのですが、ことから暑気払いも始めたので、年2回の飲み会で親交を深めていきたいと思います。
昨日、図書館へ行こうと思ったのですが、息子殿が、ネットで図書館にある本を検索してくれて、どうやら参考となる本がなさそうなことが解ったので、断念して、仕方がないので、日行連と神奈川会の“行政書士法制定50周年記念誌”の記述を頼りにPPTを作りを始めました。
今回、改めて行政書士の歴史を探る作業をしているわけですが、時代時代の日本の内外情勢や社会、風俗といったことに思いを馳せながら資料や文書を読んでいると先達の苦労が伝わってくるようで、なかなかよい時間を過ごしているように思えてきます。
テーマである建設業との関わりについては、戦後の建設業法制定以前の資料や書物は全く見つからず、その時代については、わからないうことで、建設業法制定以降、届出の時代から許可制度になり、経審が複雑化する中で建設業者の行政書士に対するニーズが高まり、急速に関係が進み、信頼関係が構築されていった実情を表現してみたいと思っています。
今回の発表の場である、建設産業史研究会は、東日本建設保証(株)の建設産業図書館の菊田館長さんが中心となり、建設関連の大学教授やゼネコンの社史編纂の関係者や建設業者団体の関係者などで作っている会なので、「行政書士」に関する知識はほとんど持っていない方々なので、その皆さんに十分な理解を得られるよう頑張らなければなりません。
「行政書士」に対する理解を広げる大切な場なので、責任は重大だと思っています。今日も一日PPT作りに励みたいと思います。
2004.08.24
今日は曇りで、時折薄日が差す天気です。昨夜は寒く感じるほど気温が下がったのですが、今日はまたぞろ31℃の最高気温の予報なので暑くなりそうです。身体がついていけませんですねぇ^^;
9月17日の建設産業史研究会の資料提出の期限がいよいよタイムリミットに近づいてきました。が、まだ何も手つかずの状態なのです。今日は、そのために関東学院大学の図書館に行って来たいと思っています。
テーマは、「建設業と行政書士の関係に関する歴史的考察」というものなのですが、戦前以前の明治、大正期における行政書士の前身である「行政代書人」自体の記述のある書物がほとんどなく、私の推論を検証する材料が見つからないので、これまで頓挫していたのですが、そうもいっていられない時期にきてしまいましたので、なんとかせねばなりません。
私は、これまで、この業界の通説なってきた公事宿(公事師):くじやど(くじし)→司法職務定制(明治5年太政官布達):代言人、代書人、証書人に行政書士の起源を求める考え方には同意を出来ずにいます。なぜなら、この流れは、明らかに日本の司法制度の創生期の流れであり、裁判制度の確立のためにつくられた資格の創設で、ここでいう「代書人」は、司法書士の起源と考えるべきあると考えるのです。(定制「代書人」から司法と行政に分かれたという説もありますが、消極です。)
では、行政書士の起源をどう考えるかについてですが、当時の文盲社会の中で市井で代書、代筆など庶民のニーズに応えた活動をしていたと思われる寺子屋の教師、名主、武士などの中にあったのではないかというのが私の推論なのです。従って、行政代書人が初めて法制化されたのは、明治30年代に地方ごとに制定された「代書人取締規則」であろうと思われるのです。
私がこのことにこだわるのは、この歴史的起源が、現在の行政書士法の制定経緯がなぜ“議員立法”なのかという問題と深く結びついていると考えられるからなのです。つまり、行政書士制度は、その草創期から官製の資格制度ではなく、あくまで民衆のニーズによってつくられてきたと考えるのです。
そしてこのことを明らかにすることは、我々の未来を考え上での重要な示唆を導き出せるのではないかと考えています。私達の制度は、民衆のニーズによって支えられ、発展してきたという行政書士ミームを伝播させることによって、官製システムによって消滅させられる危機を回避し、国民と共に未来をつくる作業を進めなければならない。と、思うのです。
そこらの点を裏付けをもってまとめてみたいというのが、今回の建設産業史研究会での発表を引き受けさせていただいた動機なのですが、これがなかなか難しいということをしみじみ感じている今日この頃なのです。何とかPPTにしてみたい。。。頑張りましょう。
2004.08.23
土曜日の小田原支部(書士会)納涼例会は無事に終わり、昨夜は、久々に映画館まで出かけ“華氏911”を見てきました。11時頃かえって寝たのですが、午前2時に目が覚めてしまい、TVをつけたらちょうど女子マラソンが35Kmすぎのところで、野口みずきがぶっちぎっていたので、そのままゴールまで見てしまい、引き続き室伏まで。。。気がついたら午前4時だったので、あわてて寝たのですが、完全に寝不足の月曜日なのです。
今日は、朝からどんより曇って、時折ぱらぱらと雨が落ちてきています。気温もかなり下がり、長袖にネクタイでも苦にならない涼しさです。
“華氏911”ですが、完全なドキュメンタリータッチの映画で、映画館で見るより自宅のテレビで見た方が落ち着いて見れそうです。ですが、アメリカという国の大統領とその取り巻き連中のあまりのひどさに胸くそが悪くなり、途中で見ることを放棄したくなりましたです。結局全部見てしまいましたが^^;
結局のところ、あの映画で表現された事実は、今回のイラク戦争は、ブッシュ家とサウジのビンラディン家との経済的な結びつきとそれを取り巻く大企業やネオ・コン政治家が石油の利権ほしさに始めた愚行であり、9.11を口実にした“対テロ戦争”や“大量破壊兵器”などは、自国民や世界の人々を恐怖によって操ろうとする戦略に他ならないというとんでもない事実なのです。
あの映画を見る限り、アメリカという国を乗っ取っているジョージ・W・ブッシュとネオ・コンサバティブを標榜する閣僚こそが世界を危機に陥れ、テロを世界中に蔓延させる危険きわまりない連中であり、まさに“テロリスト”であるといっても良いのではないかと思うのです。もちろん反対の意見もあることは承知していますし、一方的な意見だけで判断することは危険であることは解っているつもりなのですが、イラクで起きている事実を事実として受け入れることが出来るならば、理解できると思うのです。
今のアメリカは、“自由と民主主義”をもたらすためだいうスローガンで、世界に君臨しようとしている独裁国家のように見えなくもありません。もちろん本来のアメリカは自由でレベルの高い民主主義を標榜してきた国であり、その功績は少なくありません。今年年末のアメリカ大統領選挙でジョージ・ブッシュが再選されることのないよう願わずにはおられません。
2004.08.20
今日もギンギンの夏空で、酷暑が続いています。
今日は、午後から神奈川県行政書士会の“事務局機能検討特別委員会”の第一回会合に出席するため、横浜行きです。なので、暑さをこらえてネクタイ姿です(汗)。
この“事務局機能検討特別委員会”は、行政書士会の事務局のあり方を見直すための検討を行うために設置されたもので、委員長である横須賀の吉田前副会長さんからお声をかけていただき、委員として参加させていただくこととなりました。
今日の会合は、初めての顔合わせなので、この特別委員会の設置理由や議論の方向性についての共通理解をつくるために積極的に議論に参加していきたいと思います。
とはいえ、私にとっては久しぶりに本会での活動に参加するので、状況を見定めながら建設的な議論が出来る雰囲気をつくれるよう努力をしてみたいと思っています。
この事務局機能の見直しは、今年2月頃に事務局職員の給与規定の改定を巡っていろいろあったようで、その議論を受けて特別委員会の設置となったようです。
この事務局機能の見直しについては、私自身昨年7月2日の尽語で「現執行部の方々が、事務局の状況を的確に把握し、事務局のあり方をきちんと見直すための施策を実施されることを期待したいと思います。」と書きましたが、ようやくその施策を実施するための検討が始められることは本当に喜ばしいことです。
今後、この委員会で検討される事項について出せる情報は、出来るだけ迅速に皆さんにお知らせしていきたいと思います。
2004.08.19
今日も台風の影響で不安定な天気になりそうです。それにしてもあっついです^^;
今日の予想最高気温は36℃だそうです。いい加減夏バテしそうです。
先週金曜日からの夏休み中もそうでしたが、うちに帰るとオリンピックでテレビっ子の毎日です。毎日日本人選手の活躍を楽しみに見ています。が、昼間は昨日の休み明けから予定がいっぱいでなにやらばたばたとしているので、今週発行のメルマガ(明日が発行日なのだ)の準備や来月17日の建設産業史研究会で発表するためのPPT作りなどがいっこうにはかどらず。。。参ったなのです。
メルマガは、今日中に何とかしなければなりません。が、今日は、午後から打ち合わせが入っており、打ち合わせ後はそのまま厚木までいかなければならないので、今夜はTVを諦めてメルマガの編集に勤しみたいと思います。
重たくなってきたのは、9月17日の建設産業史研究会という学者を中心としたグループでの発表を「行政書士と建設産業の関わりに関する歴史的考察」というテーマで行うことになっており、その資料を来月初めには提出hしなければならないのですが、これが遅々として進んでいないのです。
私の行政書士(旧代書人)の歴史観は、定説のようになっている明治4年の太政官布告・司法職務定制を起源とする説とは違っているので、その説明に対する根拠付けが出来る資料を探しているのですが、なかなか見つからず、さらには、明治、大正、戦前における行政代書人と建設業の関わりについては、全くと言っていいほど資料、書籍が存在しないので、戦後の建設業法、行政書士法の制定以降についてまとめるしかないようなのです。
来週は、全国建設関係行政書士協議会の大阪総会なので、それまでには何とかPPTをつくって仲間に見てもらい対と思っているのですが、、、どうなることやらなのです。
2004.08.18
事務所の夏期休暇もあっという間に終わり、今日から通常業務です。
休み中も尽語を書くと書きながら、オリンピック三昧の日々を過ごしてしまい、午前中は毎日寝不足のぼーっとした頭であったので(実は、今日もウトウトと野球を見てしまった。)、ついぞ書きそびれてしまいました。あい、すいませんでした。
今日は、晴れ間がありながら雨が降っているという変な天気です。台風の影響らしいので仕方がないですね。昨夜、小田原(神奈川県西部)は、滅多にない豪雨となり、長時間にわたって雷鳴がとどろき、一時は洪水警報が出されたのですが、何事もなく朝を迎えられたようです。今朝見た酒匂川もあまり増水はしていませんでした。
小田原のある足柄平野は、二宮尊徳翁の尽力によって治水は万全のようです。さすがですねぇ。
ところで、行政書士法人の登録ですが、今日神奈川会の事務局に問い合わせたところ当事務所の登録番号は、“0400201” ということで、最初の04が年度、次の3桁が法人番号、最後の01は主たる事務所であることを示す符号となっているようです。なので、法人としての登録番号は002で、全国で2番目の行政書士法人登録ということなのです。
ちなみに、1番は東京会所属の「行政書士法人東京コンプライアンス」という法人で、登記の日付も成立届けの日付もこちらの方が早いのですが、やっぱり東京会と日行連が同一建物内の1階と2階という地の利の差で先を越されてしまったようです。がっくりです。