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2004.10.29

行政書士の業務は奥深いもの

今日も昨日に引き続き快晴です。自宅の2階から8合目付近まで雪をかぶった富士山がきれいに見えていました。
昨日は、午後から11月6日の予防法務研究会の研修+Ozeki−Letterオフ会の打ち合わせのため、横浜関内の朽木事務所(KPLG代表の事務所)へ行って来ました。
参加申込は、昨日現在で31名。Ozeki-Letterでアンケートを取った際には、50名ほどの人が開催を希望されていたので、もう少し多めの参加者を期待していたのですが、まぁ、仕方がありません。頑張りましょう。 
明日は、行政書士会小田原支部の研修会で、こちらは、参加者が20名。大体いつもの数字なので格好は付いたのですが、折角、公証人をお招きして「公正証書契約の活用法」というテーマで有意義な情報を得られるのに、もったいないと思うのです。
行政書士の業務というのは、代書的な穴埋め業務だけでは済まされず、幅の広い周辺知識を習得し、それを業務に活かしていかなければならない奥深いものがあります。そのためには、積極的に研修会に参加をして、その後の懇親会などで講師と親睦を図り、研修内容を超えた情報を得ることや先輩行政書士の話を聞くことも自分の業務の重要な糧となるのです。特に新人の皆さんには、研修会への積極的な参加と、懇親会での情報収集をおすすめしたいと思います。

2004.10.28

昨日の特別委員会

今日は、久々の快晴状態です。が、昨日からいきなり寒いです。今朝は、4時半頃に寒くて目が覚めてしまいました。
昨日の事務局機能検討特別委員会は、前半に会長が出席し現在の事務局長が来年3月で定年を迎えるので、再度県から斡旋を受けるのかどうかについて意見交換をしました。執行部内では、プロパーの事務局長にしたいという意向が強いようで、公募しようという考えもあるようです。
しかし、現在の北村事務局長は、昨年1月に就任したばかりで、2年で定年を迎えてしまうというのも組織的にはなんだかなぁの世界です。確かにづけづけものをいう人なので、評価は分かれているようですが、北村さんは、県の部長職までやった人で、企画力があり、戦略的な思考ができるという行政書士会にとっては、希有な人材であると私は思っているので、来年3月で退職してしまうのはいかにも惜しいのです。
なので、私の意見として、来年度以降は県の斡旋を受けずに北村さんに嘱託員の身分で事務局長として1年から2年の間残ってもらい、事務局次長のポストを新たに作り、そこに将来プロパーの事務局長として育てられる人材を雇用する必要のあることを述べて会長判断の参考にされるよう促してきました。
事務局機能の検討では、①事務局の職務分担範囲、②人材の確保の方法、③職員給与規定などについて委員それぞれが意見を纏めた文書を提出し、それを説明しあい、意見を交換する方法で議論を進めました。

2004.10.27

木枯らし1号?

週間予報では、今日から晴れが続く予定だったのですが、今朝の小田原は分厚い雲に覆われています。しかも、冷たい風が吹いて体感温度はかなり低くなっています。息子殿が“木枯らし1号”だといっています。
今朝もTVで盛んに報道をしていましたが、新潟の被災者の皆さんが避難所でも暖房がなく、車の中で生活されている人々も寒さと座り寝で、疲労は極限に来ているということです。実際、車の中で亡くなっている人が出ているようなので、本当に心配です。
私の友人の奥さんは無事に帰宅され、もう一人音信不通だった友人も連絡が取れたという報が入り、ひとまずホッとしましたが、被災地の皆さんが普通の生活に戻れるようになるには、かなりの時間と労力がいりそうなので、これからが大変だと思います。
今日は、午後から行政書士会の「事務局機能検討特別委員会」に出席のため、横浜行きです。今回は、具体的指摘事項をそれぞれが書いて持ち寄ろうということになっていたのですが、前回の委員会以降引っ越しやら仕事の忙しさにかまけて、結局何も書けずに来てしまいました。反省です。
今日は、委員の皆さんの意見や執行部内の動きをよく確認しながら積極的に意見を出していきたいと思います。

2004.10.26

大災害発生時の支援体制を

今日は、遠く台湾近くにある台風24号に秋雨前線が刺激されて雨模様です。
日がたつにつれ、新潟中越地震の被害の甚大さが明白となり、地域住民の皆さんの疲労、困窮は極限に達しているようです。一日も早く安定した生活に戻れるよう祈らずにはおられません。
阪神大震災の際にも思ったことですが、今回のような大災害があったときに全国の行政書士会、日行連はどのような支援体制をとるのかについて、あらかじめきちんとした指針をもつ必要があるのではないかということです。
例えば、阪神大震災の時には、いち早く弁護士会が全国からボランティアの弁護士をを募り地域にテントを張って幟旗を立てて緊急の法律相談に応ずる体制を作ったことに象徴されるような具体的な支援活動を行政書士会も展開するべきではないかと思うのです。
緊急の際には、身近な法律相談というよりは、行政と地域の方々とのパイプ役としての活動が必要とされると思うのです。そういう“災害時行政手続支援センター(仮称)”のようなものを行政書士が中心となって立ち上げて、地域のニーズを汲み上げ、行政に対する適正な手続を確保しながら反映させることができれば、その有用性は広く認知されることと思います。
特に、日頃、地域での結びつきが希薄な都市型の災害が起こったときには、地域住民の拠り所としての行政手続支援センターの存在は必ず役に立つものと思っています。
確かに、この構想を実現していくためには、様々な困難が予想され、指針を作るといっても容易なことではないと思います。しかし、大規模災害が起こったときにその地域の市民の不安を軽減し、法的安定性を確保するための支援は、法律関係専門職たるものの重要な役割であるともいえると思うのですが、どんなもんでしょう。

2004.10.25

新潟地震お見舞い申し上げます。

今日は、昨日夜から今日の午前中にかけて雨が降るという予報ははずれてくれて朝から青空が広がっています。
一昨日の新潟地震はびっくりしました。小田原でも久々に結構強い揺れを感じたほどです。昨日から被害報道がかなり頻繁に流されていますが、被災された新潟の皆さんは大変なこことお見舞い申し上げます。
新潟には、全国建行協の仲間や新潟建行協の皆さんが多くおられ、大変心配しています。全国建行協の小川信正さんは、小千谷にいた奥さんと連絡が取れないという一報が入りましたが、無事帰還されたようでホッとしましたが、同協議会の星野明美さんは、震源地に近いところにお住まいだったので、未だに連絡が取れないということなので心配です。
小田原は、もう20年も前から空白地域で、いつ揺れてもおかしくはないといわれ続けているので、阪神といい、今回の新潟といい、対岸の火事ではすまされないものを感じています。小田原に住んで30余年の間、ほとんど災害はなく、そういう意味では平穏な地域ではありますが、有名な関東大震災は、小田原の根府川という地域が震源地なので、70年周期という説では、もうとっくに過ぎているので、不安ではあります。
いずれにせよ、今回、台風や震災で被災された方々は、平常な生活に戻るためには、かなりの時間がかかると思いますが、頑張ってもらいたいと思います。私も行政書士会組織や、全国建行協を通じて支援ができることがあれば、積極的に参加をしていきたいと思います。

2004.10.22

公共工事のあり方に関する提言

台風23号が去り、今日は予定通りの晴れです。やっぱり青空はいいですねぇ。
全国各地で被害に遭われた皆さんには、心から見舞いを申し上げます。
 やっと気分が落ち着いてきたので、先月ダウンロードをし、プリントアウトをした日建連(日本建設業団体連合会)、土工協(日本土木工業協会)、建築業協会の3団体が共同でまとめた「公共工事調達制度のあり方に関する提言」を読み始めています。
この提言は、公共事業費の削減に伴って市場の縮小が進む中で、受注者側である建設業者団体がその苦境を回避するために、自ら問題点を指摘し、声を上げたところに大きな意義があると思います。そのため、その内容は、極めて詳細で具体的であり、政策的実効性を高めようとする努力が伺われます。
はじめの部分に「提言の概要」があり、その最初に「問題の所在」として

公共工事に係わる調達の特質は、既に市場の評価を得ている物品等の調達と異なり、目的物が完成し使用に供されてから初めて評価が得られる点にある。そのような特質をもつ公共工事に対して、LCC(ライフサイクルコスト)・VFM(ヴァリュー・フォー・マネー)等が考慮されず、原則として入札時の価格のみで落札者が決まる現在の会計法・地方自治法(以下法令等という。)に基づいた調達制度は、品質及び競争の実効性の確保のうえで最適の制度とはなっていない。

という表現で、現行の「価格のみの競争」による公共調達を批判しています。
実際、技術力の評価や、設計変更を伴う技術提案をおざなりにした「価格のみの競争」によって、応札価格は制限価格に寄りつき、落札価格は限りなく制限価格に近くなっているので、本来あるべき企業利益を確保することが困難になっているのです。
この事は、以前から何度も書いていることですが、分離発注された設計に基づいた部材・仕様の指定を受け(ひどいときには外注先の逆指名もある。)、それに基づいた設計価格があり、その価格に歩切りをしてが議会に提出され予算化されて予定価格となるわけで、その中には当然に適正な企業利益が含まれていると考えられます。ところが、落札し受注するためには「価格のみの競争」によって利益を度外視して最低制限価格に寄りつかざるを得ない実状になっているのです。
この「提言」については、かなり容量のあるものですが、是非じっくりと読んでみたいと思っています。

2004.10.21

小田原は平穏でした。

昨日の台風23号は、各地に大変な被害を残したようです。しかし、小田原では、大変静かな台風でした。昨夜は、2階の窓から嵐の様子を見ながら一杯やろうなどと不埒なことを考えていたのですが、多少強めの雨は降ったものの風はなく、拍子抜けして寝てしまいました。(夜中にはかなり荒れたようですが。。。)
台風がいってしまった今朝になって、かなりの強風が吹いています。が、まだ台風一過とは行かないようです。もう、次の24号が気になりますが、週間予報では今日の午後から晴れて、当分の間晴れマークが並んでいたので、来週中頃までは大丈夫そうです。
今月はじめから雨続きで、引っ越した自宅の駐車場や外階段の石張りなどの最終の外構工事がいっこうに進まず、それに伴って、玄関ポーチに作る予定の待家や駐車場の屋根兼用のウッドデッキなどの工事も遅れ遅れになっているので、困ったものです。これからの晴れ間の間に少しでも進めてもらいたいものです。
まだまだ落ち着かない日々を送っていますが、今日はもう木曜日で、明日発行のメルマガを書かなければなりません。良い機会なので、落ち着いて、きちんと論理的な思考を取り戻し、ポジティブな情報の発信ができるよう頑張ってみたいと思います。

2004.10.20

支部研修会とオフ会

今日は、颱風23号が来るようで、昨日に引き続きの雨です。もううんざりといったところですが、そのあとにまだ24号が控えているので、なんとも。。。です。
台風の接近に伴い、今晩予定していた支部役員会は中止ということになってしまいました。ご老体が多い支部なので何かあっても困るので、やむを得ないという判断です。
ただ、10月30日に予定している支部研修会の参加申込がはかばかしくないので、支部役員の皆さんの協力をいただいて何とか成功に漕ぎ着けたいところなので、メール、FAX、電話で要請をしたいと思います。この支部研修会は、公証人さんを講師にお招きし、「公正証書契約の活用法」というテーマでお話をしていただくので、行政書士が契約代理業務の分野を拡大していくためには、是非聞いていただきたい内容なのです。頑張りましょう。
また、翌週の土曜日に(11/6)には、横浜石川町のLプラザでOzeki−Letter(メルマガ)読者のオフ会(セミナー+懇親会)を予定しているのですが、こちらの準備もそろそろ始めていかなければならないので、大変です。まだまだ席はたくさんあるので、メルマガ読者の皆さんの積極的な参加を宜しくお願いします。
このセミナーでは、「行政書士とは何者?−過去を知り、現在を認識し、未来を語る−そして予防法務」と題して、9月に建設産業史研究会で話をさせていただいた内容を行政書士向けにアレンジし、行政書士という制度、職業のあり方や未来への展望を語ってみようと思っています。是非、多くの行政書士の皆さんに聴いていただきたいと思っています。懇親会では、読者の皆さんとリアル空間で出会い、語り合えることを楽しみにしています。

2004.10.19

生活リズム

今日は、朝から雨の中平塚公証役場に公正証書作成の代理業務で行って来たので、午前中は尽語を書いている時間がなく、午後もバタバタとしていたので、ようやく午後3時を回っての書き込みです。
今、颱風23号は沖縄方面にいるようで、これまで上陸した颱風と同じようなコースをたどってくるようです。しかも、“超”巨大な颱風で、日本列島が丸ごと入るほどの雲の渦を作っているようなので、進路が多少ずれたとしても、明日、明後日は、かなりあれた天気になるようです。
さらに、24号が続いてくるようなので、たまったものではありません。まさに異常事態です。やっぱり、地球規模で何かがおかしいのではないかと思いたくなります。
“終の棲家”への引っ越しによって、生活のパターンというかリズムというか、が変わってきたので、頭の中も整理がつかず、なかなか物事を集中して思考することができないでいます。住み心地はなかなか良いのですが、引っ越しにもつの整理がつかない上に、オール電化の生活にまだ慣れないので、結構疲れますので、夜寝るのが早くなり、従って当然朝も早く起きるということになるといった具合です。
このパターンが習慣化してしまえば誠にいいリズムになるのですが、現段階では、日中に睡魔が襲って来るという状況なのです。それでも電話や来客の対応はしなければなりませんし、事務所内の細々とした実務的な相談にも対応しなければならないので、夕方近くになるとぐったりしてしまいます。早く生活リズムを安定させて落ち着きたいものです。

2004.10.18

引っ越しは無事に終了

今日も昨日から引き続き秋晴れです。しかし、沖縄には颱風23号が接近しているようで、今後の進路によっては、予断を許さないようです。
土曜日の引っ越しは、無事に終わり、新生活が始まりました。が、まだまだ家の中は未処理の段ボールがたくさんあるので、落ち着けるまでにはまだ当分かかりそうです。
しかし、16年間住んできた元の家の中にこれほどの荷物があったのかと改めて驚きました。引っ越しのために処分できるものはできるだけ処分をしたつもりなのですが、4tのロング車体のトラック1.5台分もありました。
私は、昨日の日曜日は、午後から今年7月に亡くなった遺言者の遺言執行者として相続人に集まってもらい、遺言内容の開示と今後の手続を説明する業務があったので、引っ越し荷物の整理は途中から抜けてしまったのですが、家族全員(特に奥さん)がくたくたです。が、今朝はみんなまだまだ元気です。
でも、木の香りがする家というのは本当にいいものです。これからの生活が楽しみです。

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